オービット20-10 
角倉 2008/1/4(金) 14:02 No.0801041402
107,564バイト
だいぶ前に吉川さんからテスト用に預かっていた「オービット20-10」ですが、
最近になってようやく使用バッテリーの目処が立って来たので、
スカイトレーナー20でテストしてみました。
本当はもう少し大きい機体でテストした方が良かったのですが、
パワーユニットの重量は、
直前まで使っていた「CT28-57-08L」+「ごーまるギヤ」が208g、
今回の「オービット20-10」+「ごーまるギヤ」が253gと、
45g重くなっています。

●モーター緒元
本体寸法:φ41×46mm
軸径:5mm
重量:220g
取り付け穴:25mm間隔のM3ねじ穴
巻き線抵抗(実測):11ミリオーム
Kv値:1100rpm/V

●使用バッテリーとコントローラー
A123×4セル  2300mAh/13.2V/30Wh
HP-TITAN-80

●ダイレクト駆動時(地上テストのみ)
APC11*7E…9600rpm 、61A、 10.3V 、628W
APC12*6E…過負荷で電流大き過ぎ
APC13*6.5E…過負荷で電流大き過ぎ
    特別にスロットル操作で7500rpmに押さえた時、50A、10.4V 、520W
                 
●飛行データ
ごーまるギヤ、減速比:72/51=1.41
プロペラ:APC13*6.5E
スタート時:7500rpm、46A、10.9V、501W
飛行時間:6'20(4'20) P-09パターンとトルクロール後の垂直上昇のみ
      その後の再充電で1600mAh
モーター温度:コイル部分が少し温かいだけ
気温:7℃

●直前まで使っていた「CT28-57-08L」のデータ
同じプロペラとバッテリーで、100/20=5の時
7500rpm 、42A、11.2V、470W

●比較した感想
「CT28-57-08L」はスタート時には若干効率良さそうだか、発熱が大きい。
その点「オービット20-10」は重いモーターだけあって、
発熱も少なく終止安定した性能。
「トルク感」という表現はあまり使いたく無いが、オーバーに言うなら、
同じ様なエネルギーを使っていながら戦車が走っている様な力強さが感じられた。

*  *  *  *  *
以上が現在までの「オービット20-10」の状況ですが、
ここで、これまでこの掲示板に書き込んでいたデータで
APC13*6.5E 7500rpm近辺のものを再掲載しておきます。
時期が違えば測定時の条件も変わってしまうので、
数値が絶対に正しい訳ではありませんが、大体の目安にはなると思います。
これを見ると、「CT28-57-08L」は最近性能ダウンしている様で、
実際に使っていてもそんな感じがしていました。

ルナ8T3W
ニッケル水素インテレクト4200 VR1×6セル(7.2V 30Wh)
APC13*6.5E、100/20=5
スタート時、7500rpm、74A、7.1V、525W
F-07パターン終了時、7200rpm、68A、6.6V、448W

CT28-57-06L
ニッケル水素インテレクト4200(ノンザップド)×6セル(7.2V 30Wh)
APC13*6.5E、100/31=3.22、
スタート時、7500rpm、68A、6.8V、462W
P-07パターン終了時、7200rpm、63A、6.4V、403W

CT28-57-08L
ペガサス3300mAh11.1V(36Wh 311g)
APC13*6.5E、100/20=5
スタート時、7600rpm、40A、10.7V、428W
P-07パターン終了時、7300rpm、37A、10V、370W


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