その後の飛行機用ジャイロの考察 
福沢健一 2007/1/28(日) 20:29 No.0701282029
ストールターンの場合、水平からUPを引いた時、右に傾く(ジャイロプロセッション)のが補正されます。ストールそのものは、舵の効きが悪いです.(ジャイロ利いていないのになぜかな?)次に機体が真下を向いた瞬間ラダースティックをニュートラルにすれば、機体はいやがおうでも真下に下りてきます。尻振りもなく、当て舵も要りません。成家さんみたいな、見事なストールします。多少エレベーターで、進路を調整するだけです。4ポイントロールの場合。(これは競技会では、原点の対象となりますが)ナイフエッジに入る前に若干ヘッドをUPします。この位かな?って思った時に、ラダーをニュートラルにすれば機体はその姿勢を維持します。後はエレベーターでコースを修正するだけで、かなりの間ナイフエッジ姿勢をキープしてくれます。2舵同時にコントロールするのが、飛行機野郎の醍醐味だって言われれば、それまでですが、少なくとも、1舵のコントロールから開放される事は事実で、その分他の舵に集中出来ます。人はどんなことをしても、機械には勝てないんで、機械に出来ることは機械に任せましょう。って。サイドスリップもその形になった時ヘッドロックに切り替えると、そのまんまの姿勢をキープしますし、その状況から、別の舵を打って、新しい演技を模索するとか、それはそれなりに、文明の利器と共存共栄するってのも新しい楽しみ方かなって???利用できるものは、利用しない手も無いかな。

3.  今村     2007/1/30(火) 22:23 No.0701282029-3
そうですね  ラダーは難しく面白い舵です。
外からは見えない舵?というか、エルロンとエレベーターが姿勢を変える舵とすれば、ラダーは姿勢を整える舵、または行き先を決める舵ですか。
新年早々機体を換えましたが、今時の側面積の大きな機体はナイフエッジの浮きがバカに良くて、これまでのように舵を切ると予想以上に反応してビックリしてしまいます。まだまだ慣れませんが、如何に舐めるように舵を使うか、機体の調整も含めて今が一番楽しいときです。


2.  角倉     2007/1/30(火) 21:17 No.0701282029-2
今村さん、こんにちは。
今年も集いで色々な飛行機を見せてください。楽しみにしています。

さて、ジャイロセンサーについてですが、
これは、パターンの競技会では禁止されているけれど、
プライベートで色々試しながらやってみるのは結構な事だと思っています。
ただ、飛行機の場合、安定の悪いスケール機などを除いては使い道がどれ程あるかな?
と言うは、私も感じる所です。

まあ、ジャイロセンサーの事は個人の自由なので、ちょっと置いておいて、
ラダーの話をします。

実は、ラダーはとっても大事な舵なのですね。
私も初めの頃は、離陸やストールターンやナイフエッジなど、限られたところ
でしかラダーを使えませんでしたが、経験を積むに従って、
だんだんその重要性が分って来ました。

結局、どこでどういうラダーを使うと言うのではなく、
必要な時に必要なだけラダーを使わなければいけないんですね。

旋回でも、水平飛行でも、ループでも、垂直上昇でも、下降でも、
正面でも背面でも、或は普通のロールでも、
兎に角どこでもですから、本当に奥が深いです。


1.  今村     2007/1/29(月) 23:31 No.0701282029-1
こんにちは〜 角倉さん、昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします<(_ _)>

さて、ジャイロプリセッションの話ですが、以前モーターを回し手で持って上下左右に動かしてみて、その力にいささかビックリしたものです。
ところが実際に飛ばしてみるとジャイロプリセッションによる動きよりも、プロペラ後流による影響のほうが遥かに大きくて気になるものですね〜。
引き起こす際の傾きも、プリセッションによるものか、単純にもともと主翼の水平が出ていないのか、主翼の左右バランスが取れていないのか、はたまたエレベーター左右舵角の違いか等々、傾く要素が多くて、特定するにはかなりの経験と技量が必要と感じます。
私は基本的には飛行機に物理的に働く力を考慮したうえで、手でコントロールしてちゃんと飛ばすのが面白さの一つと感じておりますので、その方向で試行錯誤しております。

ここからはジャイロ装置の話です。手間をかけずに操作出来るようになるというのも一つの楽しみ方ではありますが、1舵のコントロールを開放した結果、もう1舵に集中してそれがどのような結果を得られるのかが今ひとつわかりません。サイドスリップが自動的に出来て、それがどの様な効果を出せるのか考えつきません。
以前飛行機のラダーにジャイロを入れて飛ばしましたが、上空飛行での効果は感じられませんでした。一番のメリットは離着陸での方向安定性でした。特にグランドループに入りやすい高翼の二車輪式のスケール機。これは有効でかなり楽になります。残念ながら競技会ではこのような自動操縦装置の使用は認められませんので、自分の手を磨くしかないわけです。よって利用することはありません。飛行機におけるジャイロ装置はヘリのそれとは異なります。纏まらないのですが、なぜ飛行機用のジャイロが普及しないのかと考えるに、それは操縦する楽しみ(無線操縦の目的)を奪うものだからではないですか?使用目的によっては利用価値は大いにありますが、それはこの趣味においては限定的かなとおもいます。
ということで、決して楽しみ方を否定も限定もするわけではなく、先人がいろいろやってみた結果が現状だということだと私は思います。


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